だいかねの家|滋賀県で注文住宅を建てるなら東近江市の大兼工務店

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ブログ REPORT

家を買うのに適したタイミングはいつ?年代やライフステージ別に解説します

マイホームを購入するタイミングに迷われている方は、少なくないでしょう。

その時期は、「30歳までに購入しよう」など年齢で決める方もいれば、「子どもが生まれたら」といったライフステージの変化で決める方もいらっしゃいますし、人それぞれの価値観によっても異なります。

では、家を買うのに適したタイミングは、いつなのでしょうか。

年代別とライフステージ別で、マイホームを購入するメリットや注意点をまとめました。

 

 

マイホーム購入者の平均年齢

国土交通省がまとめた「住宅市場動向調査」によると、マイホームを初めて購入した方(一次取得者)の平均年齢は、注文住宅が40.0歳、分譲戸建住宅が37.2歳という結果でした。

購入した年代別で見ると、注文住宅は30代が46.5%ともっとも多く、次いで40代(23.3%)、30歳未満(13.6%)という順に。

また分譲戸建住宅も、30代が50.0%と半数を占め、40代(26.6%)、30歳未満(16.9%)と続いています(※)。

30代が多い理由として、ライフプランが固まる年代であることや、住宅ローンを長く使えることが理由として挙げられます。

40歳を超えると、住宅ローンの返済期間が短くなるため返済負担が大きくなります。

安定した収入がある定年前に完済できる点でも、30代がマイホームの購入に適した年代といえるでしょう。

(※)出典:国土交通省住宅局「令和3年度住宅市場動向調査報告書」

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001477550.pdf

 

 

年代別で見るマイホーム購入のメリット・注意点

30歳までに家を買おう」と、マイホームの購入時期を年齢で考えている方もたくさんいらっしゃいます。

ここでは年代別に、マイホームを購入するメリットや注意点をまとめました。

 

20代で家を購入するときのポイント

20代で家を買うメリットの一つが、「住宅ローンの返済期間を長く設定できる」ことです。

返済期間が長ければ、借入額が多くても毎月の返済負担は軽くなり、無理なく完済できるでしょう。

定年前に完済すれば、老後の資金を蓄えることも可能です。

ただ、20代だと収入が少ないため希望する融資額を借り入れできない可能性があります。

現在の年収でどれくらい借り入れできるかを、あらかじめシミュレーションしておくことも大切です。

また、子どもが増えたり転勤があったりと、20代は人生設計の立てにくい年代でもあります。

綿密なライフプランを立てた上で、家族が増えても間取りを可変できる家にするなど、家づくりに柔軟性を持たせることもポイントです。

 

30代で家を購入するときのポイント

30代になると家族構成も固まりますし、転勤なども少なくなる年代です。

小学生以下のお子さんがいる家庭なら、教育費も比較的少ない時期ですから、マイホームに手を出しやすい年代といえます。

子育てのしやすい立地環境を選び、育児負担が軽くなる家づくりを進めましょう。

また、定年までに住宅ローンを完済するには、30代が適した時期です。

無理のない返済プランを立て、こまめに繰り上げ返済を実行するなど、老後を見据えた貯蓄計画も進めていきましょう。

 

40代で家を購入するときのポイント

40代なら収入も安定し、貯蓄も多い年代でしょう。

頭金を多めに用意することで金融機関からの信頼も得られ、住宅ローンの審査に通りやすいという点でメリットといえます。

セカンドライフを見据えて、長く暮らせる住まいのかたちを検討しましょう。

一方で、40代は子どもの教育費がかかりやすい年代でもあります。

高校や大学に通わせるための資金も必要な上、住宅ローンの返済が加わると家計を圧迫する恐れがあります。

また、病気やケガなど思わぬ出費も重なりやすい年代です。

返済が滞らないように、綿密な資金計画を立てることがポイントといえます。

 

50代で家を購入するときのポイント

セカンドライフを有意義に過ごそうと、50代になって家を購入される方も少なくありません。

バリアフリーに対応した間取りや、階段の昇降がない平屋の家など、老後も生活しやすい家づくりを検討しましょう。

50代で家を買うときの注意点としては、住宅ローンが使えないケースがあること。

返済期間が短くなるため、多くの借り入れは期待できません。

頭金を多めに用意して借入額を減らすといった対策も必要です。

退職金で一括返済できる見込みのある方は、定年後も返済が続かないように資金面で工夫しましょう。

また、健康状態が良くない方は団体信用生命保険に加入できず、住宅ローンを契約できないことも考えられます。

不安な方は、保険加入が任意の住宅ローンで契約するなど、対策をすることも大切です。

 

 

ライフステージで見るマイホーム購入のメリット・注意点

結婚や出産、子どもの入学などを機にマイホームの購入を検討される方も多くいらっしゃいます。

ライフステージの変化を機に、マイホームを購入する場合のメリットや注意点をまとめました。

 

結婚を機に家を購入するときのポイント

結婚は、新しい家が必要になるタイミングですから、マイホームを購入するのに適した時期といえます。

ただ、出費も重なる時期ですから、資金計画を綿密に立てることが重要です。

また、これから家族が増える可能性のある方は、将来のライフプランについても計画しておきたいところ。

共働き夫婦の場合、産休や育休で収入が減り住宅ローンの返済が滞る可能性もあります。無理のない返済プランを検討し、収入に適したマイホームを選びましょう。

 

出産を機に家を購入するときのポイント

「家族が増えたので、広い家に引っ越したい」と考える方は多いです。

育児環境の良さを求めて、住まいに対する考え方が変わることも、マイホームを購入するのにぴったりのタイミングといえます。

立地の点では、幼稚園や託児施設、小学校などの近くに家を構えると便利です。

通園や通学でお子さんの負担を軽くできますし、何かあったときに駆けつけやすいという親視点からも都合が良いでしょう。

このほか、医療機関や公園など、子どもが利用する施設があるかもチェックしましょう。

 

子どもの進学を機に家を購入するときのポイント

幼稚園への入園や小学校に入学するタイミングも、マイホーム購入に適した時期です。

子どもの人数も決まってくる頃でしょうから、家の間取りなど具体的なプランを描きやすいこともメリットです。

ただ、兄弟がいる家庭の場合、転校が生じない年にマイホームを購入することがポイントといえます。

上の子が小学校に、下の子が幼稚園に入るタイミングであればベストですが、子どもの年齢差によってタイミングが合わないこともあるでしょう。

転校は子どもだけでなく、親にとっても負担がかかります。

その負担をできるだけ軽減できる時期を見定めて、マイホームを購入することが大切です。

 

子どもの独立を機に家を購入するときのポイント

子どもが家を離れるのを機に、夫婦二人だけの暮らしを楽しめる家を購入される方も少なくありません。

セカンドライフを悠々自適に過ごすための家づくりを進めましょう。

設計段階では、できる限り生活導線が短くなるプランを考えることがポイントです。

2階建ての家を建てても、足腰が弱くなれば使わない部屋も出てきます。

平屋でコンパクトな家を計画するなど、移動の少ない住まいを検討しましょう。

コンパクトな家は、建築費を抑えるうえでも有効です。

老後は医療費も増えますし、介護サービスを利用することも考えられます。

そこに、住宅ローンの返済が加わると家計を圧迫するおそれがありますので、借入額を少なくする家づくりを考えることもポイントです。

 

 

マイホーム購入における注意点

どの年代やタイミングであっても、マイホーム購入を検討するときは、あらかじめ確認しておきたいポイントがたくさんあります。

以下の点は、家族で話し合って決めておきましょう。

 

細かい点までライフプランを設計する

家づくりは、いまのライフスタイルだけでなく、将来の生活を含めて計画する必要があります。

たとえば、「子どもは何人ほしいか」「どの学校に進学するか」「定年後はどんな暮らしを送りたいか」といった将来像をイメージした上で、立地や生活環境、家の間取りなどを検討することで、後悔しないマイホームを手に入れられるのです。

10年後、20年後、さらにもっと先の暮らしを具体的に思い描きながら、計画を立てていきましょう。

 

住宅ローンは無理のない返済計画を

住宅ローンを利用される方は、ゆとりある返済プランを立てられる借入額を検討することも大切です。

限度額いっぱいまで借り入れると、急な出費に対応できなかったり、病気や転職などで収入が減ったときに生活が苦しくなったりするリスクが高まります。

借入額を検討する際には、「毎月いくらまでなら返済できるか」という視点から試算することもポイントです。

出費がかさむ時期でも返済が滞らないよう、無理のないプランを計画しましょう。

 

 

まとめ

年齢やライフステージにあわせて「マイホームを購入しよう」と目標を立てることは、とても良いことです。

ただ、それぞれの年代やライフステージにはメリットもあれば注意点もありますから、あらかじめ把握した上で対策を取ることも大切です。

とくに、資金計画は年代を問わず課題になりがちですから、貯蓄を含めてしっかり検討することが求められます。

住宅ローンを利用される方は、無理のない返済プランが立てられる借入額と、身丈に合った住まいのかたちを検討することで、ゆとりある暮らしを実現しやすくなります。

いつまでに家を買うと目標を立てたら、資金計画やライフプランの検討も始めることで、「理想の家」と「理想の暮らし」を一緒に手に入れられるのです。

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