だいかねの家|滋賀県で注文住宅を建てるなら東近江市の大兼工務店

0120-15-4939

ブログREPORT

滋賀県で子育てに適した地域はどこ?おすすめエリアの育児支援サービスを紹介

滋賀県は、「豊かな自然が近くにある」「育児支援サービスが充実している」などの理由で、子育て世代に人気のある県です。

ただ、自治体によって特色やサービスが異なるため、「より恩恵の大きい地域で家を建てたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、滋賀県や市町が提供する育児支援サービスを中心に、子育ての観点から安心して暮らせる地域を紹介します。

 

 

子育てしやすい街の条件は?

子育ての観点で土地を探すとき、「周辺に何があるか?」を重視される人は多いでしょう。

たとえば、託児施設や学校、小児科のクリニックや総合病院、広々とした公園、子どもと一緒に楽しめる商業施設などが近くにあると子育ても楽になり生活が潤います。

周辺環境以外にもチェックしてほしいのが、自治体が提供する「育児支援サービス」です。

子育ての悩みを相談できる施設や医療費助成の手厚さなど、子育て世代の負担を軽減する行政サービスも、街選びで重視したいポイントです。

なかには、育児世帯が家を購入すると「お祝い金」がもらえる自治体もあります。

出産一時金や児童手当といった国の制度以外にも、活用できる自治体独自の行政サービスがあれば、ぜひチェックしておきましょう。

 

 

滋賀県の育児支援サービス

滋賀県が提供する、子育てに役立つ行政サービスの一例を紹介します。

 

子ども福祉医療費助成事業補助金

子どもの医療費を、全額または一部助成する制度です。

滋賀県では、小学校入学前の乳幼児は、所得制限なしで無料になります。

なお、2024年度からは「高校生まで医療費助成をしている自治体」に対して補助が拡大され、一部の自治体では18歳以下の子どもの医療費が無料になるところもあります。

各自治体の情報は、「【自治体別】滋賀県のおすすめ子育てエリア」のところで紹介します。

 

淡海子育て応援カード

妊娠中の方や18歳未満の子どもがいる家庭を対象に、無料で発行されるカードです。

このカードを協賛店で提示すると、食事代が割引になったり粗品がもらえたりと優遇サービスが受けられます。

なお、この事業はこども家庭庁の「子育て支援パスポート事業」の一環で進められているものです。

滋賀県だけでなく、京都府や大阪府を含めて全国の協賛店で利用できます。

 

ハグナビしが

滋賀県が運営する、子育て支援ポータルサイトです。

保育園や幼稚園など保育施設の特徴を紹介したり、児童クラブや一時預かり施設を一覧にまとめていたりと、子育てをサポートしてくれる情報が掲載されています。

 

滋賀県子育て応援住宅認定制度

新築分譲の建売住宅やマンションを探している人に対して、「子育てのしやすい家」を選びやすくするために設けられた滋賀県独自の制度です。

「子どもがケガをしにくい仕様」や「幼稚園・小学校が近くにある」など、さまざまな観点から子育てのしやすい家を滋賀県が選定。

「子育て応援住宅認定マーク」の表示が許可されます。このマークの付いた家を選ぶことで、子育ての負担軽減が期待されます。

 

 

【自治体別】滋賀県のおすすめ子育てエリア

滋賀県の市や町でも、子育てに関する支援制度を独自に設けているところがあります。

ここでは、一部の自治体の行政サービスについてお伝えします。

 

東近江市

滋賀県の南東部に位置する東近江市は、駅前や道路沿いを中心に利便性の高い住宅地が広がる一方で、少し足を延ばすと豊かな自然が身近に感じられる街です。

森や里山を活かした教育プログラムや農業体験などの授業を展開する学校もあり、のびのびとした子育てができるでしょう。

東近江市の医療費助成について、以前は小学生と中学生のみ対象でしたが、2024年度より高校生も助成対象になりました。

医療費は、未就学児が無料。小学生から高校生までは、通院の場合は500円、入院は1日あたり1,000円(月額上限14,000円)です。

なお、調剤は無料です。

また、育児世帯が住宅を取得すると、取得費用に対して補助してくれる「市民子育て住宅取得事業」という制度があります。

補助金額は住宅取得費用の5分の1までで、上限は20万円です。

このほか、Uターンした人への補助金制度も用意されています。

 

近江八幡市

古くから商人の街として知られる近江八幡市。

今も商業施設が充実する一方で、田園風景が広がるのどかな地域もあり、子育てに適した環境でしょう。

近江八幡市は、子育ての支援施設も充実しています。

一例として、子育て支援センター「クレヨン」では、02歳児まで子を対象とした親子教室を開いています。

ここでは、子どもとの触れ合い方を教えてもらったり、同じ年齢の子を持つ父母と情報交換ができたりと子育ての疑問や悩みを解決してくれます。

医療費助成制度も充実しており、2024年度からは高校生までの医療費が無償化されました(所得制限なし)。

通院も入院も、子どもの医療費は無料です。

なお、住宅取得に関する支援は、2023年度には新婚世帯に対して最大60万円を支給する「結婚新生活支援補助金」という制度があります。

2024年度については、4月末現在でホームページに掲載されていませんが、今年度も実施されると思われます。

 

彦根市

彦根市では、子育て応援サイト「ひこ根っこ!」というウェブサイトを運営しています。

地域子育て支援センターでのイベント情報、健康診断や栄養相談、産後ケアなどの情報が集約されており、子育て世代ならチェックしたいサイトです。

医療費助成に関しては、以前は小学3年生まで無料でしたが、2024年度より高校生まで無償化されました。

所得制限はなく、通院も入院も医療費が無料です。

住宅取得に関する補助金は、彦根市に移住される方に対する制度が充実しています。

一例として「移住促進住宅取得費補助金」では、18歳以下の子が2人以上いる世帯などが彦根市で家を取得すると、費用の10分の1(上限50万円)が支給されます。

細かい要件もあるため、詳しく知りたい方は彦根市のホームページでご確認ください。

このほか、指定されたリフォーム工事をする方への補助金や、空き家を購入してリノベーションする育児世帯への補助金も用意しています。

 

守山市

現在も人口が増え続ける守山市。

通勤アクセスの良さに加え、「子育てのしやすい街」であることも人口が増え続ける理由の一つといわれます。

守山市には、「自転車購入補助金」というユニークな制度があります。

一般的なシティサイクルはもちろん、幼児と同乗できる自転車や電動アシスト自転車なども、市が購入費用の20%(上限7,500円)を補助してくれます。

医療費助成に関しては、未就学児は無料。

小学生と中学生は、通院の場合は500円(調剤は無料)、入院は無料です。

また、高校生は2024年度から助成対象となり、通院の場合は500円(調剤は無料)入院は1日あたり1,000円(月額上限14,000円)です。

住宅取得に関しては、結婚を機に守山市で新築の購入などをする新婚世帯を対象とした「結婚新生活支援補助金」を用意しています。

補助金額は30万円。二世帯住宅の場合は、最大60万円が支給されます。

 

野洲市

都会と田舎の良いとこ取りをした環境が人気の野洲市。

大きな公園もあって、子育てしやすい環境が広がっています。

琵琶湖の沿岸には「ビワコマイアミランド」というオートキャンプ場があり、アウトドアを楽しみたい親子に人気があるようです。

子育て支援センターも充実。市内に3ヵ所あり、誕生会やバザーなど親子で一緒に楽しめるイベントや子育て支援コンシェルジュによる無料相談も実施しています。

医療費助成に関しては、未就学児は無料。

小学生と中学生は、通院は500円(調剤は無料)、入院は無料です。

野洲市でも、2024年度から高校生が助成対象になりました。

通院は500円(調剤は無料)、入院は1日あたり1,000円(月額上限14,000円)です。

住宅取得に関しては、「結婚新生活支援補助金」があります。

2024年度も実施されるようですが、4月末現在で情報は未公開となっています。

 

栗東市

栗東市の子育てのしやすさは、データでも示されています。

一人の女性が産む子どもの人数を示した「合計特殊出生率」は、1.8人以上。

全国平均の1.21.3人を大きく上回り、滋賀県の中でもトップクラスです。

栗東市では、小学校の通学区域を基準に、まちづくりを進めています。

たとえば、幼稚園や保育園、公民館、児童館などは、小学校の校区ごとに整備されており、どこに住んでも子どもの施設が利用しやすい街になっています。

栗東市の医療費助成について、以前は小学生までが対象でしたが、2024年度より中学生と高校生にも拡大しました。

医療費は、未就学児は無料。小学生と中学生は、通院は500円(調剤は無料)、入院は無料です。

高校生は、通院が500円(調剤は無料)、入院は1日あたり1,000円(月額上限14,000円)になっています。

住宅取得に関する補助金は、「子育て・若年世帯空き家リノベーション事業補助金」という移住者向けの制度があります。

育児世帯が栗東市の空き家を購入してリフォームする場合に、費用の一部を助成してくれます。

上限額は、県外からの移住者には120万円、県内からは60万円です。

 

 

まとめ

子育ては何かと不安やストレスがたまったり、突然の出費が重なったりすることも多いです。

そんな時に、育児支援サービスの充実した街であれば気軽に相談できる人がいるので頼もしいでしょう。

医療費助成の手厚い自治体であれば、いざというときに家計の負担を軽減できて助かります。

滋賀県では、2024年度から医療費助成制度が大きく変わり、高校生までの子がいる家庭の自己負担額が抑えられるようになりました。

環境が良く行政サービスの充実した滋賀県で、子育てのしやすい土地を探してみてはいかがでしょうか。

新築完成見学会や無料相談会など
最新のイベント情報はこちら