だいかねの家|滋賀県で注文住宅を建てるなら東近江市の大兼工務店

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滋賀県大津市の住みやすさは?子育て環境・治安・交通からみる魅力を解説

滋賀県の県庁所在地である大津市は、琵琶湖の自然と京都に隣接する都市機能が調和した、住みやすさに定評のある都市です。子育て支援制度が充実し、治安も安定しているため、安心して暮らせます。

この記事では、雄大な自然環境がありながら利便性にも優れている大津市の魅力について、子育て環境・治安・交通の3つの視点から解説します。

 

【この記事でわかること】

⚫︎大津市はどんな街?
⚫︎【交通利便性】大津市の住みやすさ・魅力
⚫︎【子育て世帯】大津市の住みやすさ・魅力
⚫︎【治安】大津市の住みやすさ・魅力
⚫︎大津市の土地価格相場

 

大津市はどんな街?

大津市は、琵琶湖の自然と歴史ある街並みが魅力の街です。京都に隣接し、都市機能と豊かな自然が調和した、暮らしやすさと利便性を兼ね備えています。

はじめに、大津市の特徴について以下を見ていきましょう。

 

⚫︎滋賀県の県庁所在地としての都市機能
⚫︎京都と隣接した風情のある街並み
⚫︎日本最大の淡水湖「琵琶湖」を市域に抱える
⚫︎自然豊かな環境に恵まれている

 

滋賀県の県庁所在地としての都市機能

大津市は滋賀県の県庁所在地で、県庁をはじめとする主要な行政機関が集積する行政の中心地です。滋賀県庁へはJR大津駅から徒歩5分でアクセスできます。

人口は約34万人で県内最多を誇り、行政機能に加えて商業・教育・交通の拠点としての役割も果たしている都市です。

京都市に隣接する地理的優位性から、広域的な経済・文化活動にも対応できる都市基盤を備えており、大津市は滋賀県の県庁所在地として十分な都市機能を有しています。

※参考1:滋賀県庁舎案内図|滋賀県ホームページ

※参考2:滋賀県推計人口(令和6年(2024年)10月1日現在)の概要(P10)|滋賀県

 

京都と隣接した風情のある街並み

大津市は京都市と隣接しており、古くからの歴史や自然に恵まれた風情ある街並みが大きな魅力です。

かつては東海道の宿場町である「大津宿」として栄え、現在も旧東海道沿いには伝統的な町家が残っています。比叡山延暦寺や石山寺などの歴史的寺社も数多く存在し、京都に近いながらも独自の文化と落ち着いた景観を保っています。

京都から電車でわずか10分程度とアクセスも良好で、歴史と自然が調和した「静かな京都の隣町」として、多くの人に親しまれています。

※参考:神社仏閣|びわ湖大津トラベルガイド

 

日本最大の淡水湖「琵琶湖」を市域に抱える

日本最大の淡水湖である琵琶湖のほとりに広がる大津市は、美しい水辺の景観に恵まれた街です。琵琶湖の雄大な景色を一望できる「びわ湖テラス」や、世界有数の規模を誇る「びわこ花噴水」など、風情あふれる名所が数多く点在しています。

湖岸には散策路や公園が整備され、四季折々の景観が楽しめます。

※参考:大津市とは|びわ湖大津トラベルガイド

 

自然豊かな環境に恵まれている

大津市は、比叡山・比良山系の雄大な山並みに囲まれており、自然豊かな環境に恵まれています。山々から琵琶湖を見下ろす壮大な景色や、湖畔から緑の山並みを望む眺めは、まさに大津を代表する自然風景です。

田上・堅田丘陵の広大な田園地帯も、自然と人々の暮らしが調和した雄大で美しい風景を織り成し、自然を感じさせる風景として親しまれています。

※参考:おおつの歴史風土と景観特性|大津市

 

 

【交通利便性】大津市の住みやすさ・魅力

ここでは、大津市の住みやすさ・魅力について交通面から見ていきます。

 

⚫︎車・高速道路の利便性
⚫︎鉄道の利便性
⚫︎バスの利便性

 

車・高速道路の利便性

大津市は、車・高速道路の利便性が高い都市です。

市の中心部には名神高速道路が通り、大津ICが設置されています。京都市内へは約12分、大阪方面へも約30分でアクセス可能です。

また、国道1号線など主要な道路軸が南部を貫いており、国道161号線の混雑対策として整備が進められてきた湖西道路は全区間17.9kmが平成元年(1989年)に、西大津バイパスは平成8年に開通しています。

高速道路と幹線道路が利用しやすい立地にあるため、関西主要都市への移動や通勤・通学に便利なのが大きな魅力です。

※参考1:大津へのアクセスを教えてください(FAQ)|大津市コールセンター

※参考2:大津市の概況(P14)|大津市

 

鉄道の利便性

鉄道の利便性が高く、通勤や通学、観光に適した交通環境が整っています。JR琵琶湖線(東海道本線)が市内を通り、大津駅から京都までは約10分でアクセス可能です。

また、京阪電車も市内を走り、びわ湖沿いや観光地への移動が便利です。JRと京阪の2路線が市内を網羅し、都市部と自然が共存する大津市の魅力を支えています。

※参考:沿線点描|JR西日本

 

バスの利便性

バス交通も充実しており、市内各地と駅・住宅地・観光地を結ぶ重要な移動手段となっています。主に近江鉄道バスと江若交通が運行しており、JR大津駅から住宅街・大学・病院などへアクセスできます。

また、予約制のりあいタクシー「光ルくん号」も運営しており、日常の買い物や通院にも使いやすい環境が整っています。公共交通機能が高いため、車を持たない人も暮らしやすい街です。

※参考1:路線図/運賃表|近江バス・湖国バス

※参考2:運行経路図|江若交通株式会社(江若バス)

※参考3:葛川・伊香立・仰木・上田上・晴嵐台地域のりあいタクシー『光ルくん号』ご利用ガイド|大津市

 

 

【子育て世帯】大津市の住みやすさ・魅力

大津市は子育て世帯が暮らしやすい環境を整えている都市です。ここでは、子育て世帯に対する支援制度などについて解説します。

 

⚫︎医療費助成制度
⚫︎子育て支援制度
⚫︎その他の制度や取り組み
⚫︎自然豊かな遊び場

 

医療費助成制度

大津市では子どもの健やかな成長を支えるため、医療費の助成制度を実施しています。市内在住で、健康保険加入の子どもが対象です。

医療費助成制度をまとめた表は、以下のとおりです。

※参考1:乳幼児の医療費助成について|大津市

※参考2:子どもの医療費助成について|大津市

高校生世代まで対象が拡大され、子育て家庭にとって非常に手厚い支援制度となっています。

 

子育て支援制度

大津市では、妊娠期から18歳まで切れ目なく子育てを支援する制度が整っています。

たとえば、以下のような支援制度が用意されています。

 

⚫︎専用アプリ「とも☆育」
⚫︎子育てハンドブック「大津っ子」(冊子にまとめた子育て情報)
⚫︎産後ケア事業(産後の女性のからだ、こころの相談など)

 

妊婦健診や乳幼児健診、産後ケアも充実し、子育て世代に寄り添ったサービスが特徴です。ファミリーサポートセンターでは地域で助け合う子育て支援も展開し、ひとり親や発達支援も対象に含まれ、家庭の多様なニーズに応える体制が整っています。

※参考1:大津市子育てアプリ「とも☆育」|大津市

※参考2:大津市子育てハンドブック「大津っ子」|大津市

※参考3:大津市産後ケア事業について|大津市

※参考4:ファミリーサポートセンターについて|大津市

 

その他の制度や取り組み

大津市では、子育て世帯に向けて以下のような取り組みも実施しています。

 

⚫︎病児保育事業
⚫︎子育て短期支援事業「ショートステイ・トワイライトステイ」

 

病児保育事業では子どもが病気の際、保護者が仕事などの理由で家庭での保育が難しい場合に、診療所や保育施設内の専用スペースで専門のスタッフが子どもを預かり、適切なケアを行います。

ショートステイは、保護者が入院・通院・出張、あるいは育児疲れなどにより、短期間子どもの世話ができなくなった際に、児童養護施設や乳児院、または里親の家庭で一時的に子どもを預かる支援制度です。家庭の事情で子育てが難しいときに、安心して一時的に利用できます。

トワイライトステイとは、保護者が仕事などの事情で夜間に子どもの世話ができない場合に、児童養護施設や里親宅で一時的に子どもを預かる制度です。夕方から夜にかけての時間帯に、安心して子どもを託せる支援として活用されています。

このように、大津市ではさまざまな家庭をサポートする制度が構築されているため、安心して子どもを育てられる街です。

※参考1:病児保育事業について|大津市

※参考2:子育て短期支援事業「ショートステイ・トワイライトステイ」について|大津市

 

自然豊かな遊び場

制度以外でも、大津市は琵琶湖が市域内にあるため、自然豊かな遊び場も充実している点が魅力です。子ども連れにぴったりな観光スポットとしては、以下のような場所があります。

 

⚫︎大津湖岸なぎさ公園
⚫︎びわこ文化公園
⚫︎近江湖南アルプス自然休養林

 

大津湖岸なぎさ公園は、浜大津から近江大橋にかけて広がる湖岸エリア一帯に整備された公園です。琵琶湖の自然と緑にふれあえる広場のほか、「打出の森」や「サンシャインビーチ」など、多彩なエリアが点在しています。

これらは、水辺の景観を楽しみながら、散策やレジャーが満喫できるスポットです。

びわこ文化公園は、「びわこ文化公園都市構想」に基づき整備された総合公園で、美術館や図書館、日本庭園、茶室など滋賀県を代表する文化施設が集まっています。自然と文化を一体的に体感できる癒しの場所です。

近江湖南アルプス自然休養林は、花崗岩の巨岩・奇岩でできたアルプスの景観と琵琶湖の眺望が素晴らしい景観です。

他にも、自然と触れ合える場所が多くあるので、家族で気軽にレジャーを楽しめます。

※参考1:大津湖岸なぎさ公園|APAN SHIGA Tourism Official Website – SHIGA BIWAKO

※参考2:公園概要|びわこ文化公園

※参考3:近江湖南アルプス自然休養林|林野庁

 

 

【治安】大津市の住みやすさ・魅力

実際に住むにあたっては、治安が良いかどうかも気になるところです。

ここでは、大津市の治安状況について以下の観点から解説します。

 

⚫︎大津市の犯罪発生率
⚫︎
大津市の安全に関する取り組み

 

大津市の犯罪発生率

以下は、大津市が公表した犯罪発生率の推移表です。

※出典:グラフで見る犯罪の状況(2024年) – ② 犯罪率の推移(大津市・滋賀県)|大津市

 

参照すると、大津市の犯罪率は過去20年で大きく改善されてきたことがわかります。

平成17年(2005年)には人口1万人あたり約148件だった犯罪率は、令和6年(2024年)には57件まで減少しました。およそ3分の1以下にまで下がっています。

特に、平成26年(2014年)以降から犯罪発生率が減少していることは、防犯対策や地域の取り組みの成果が表れているといえるでしょう。

滋賀県全体の傾向ともほぼ一致しており、大津市は県内でも治安が安定した住みやすい都市といえます。

 

大津市の安全に関する取り組み

大津市では「生活安全ポータルサイト」を開設し、交通安全・防犯・犯罪被害者支援などの情報を一元的に提供しています。

この中では、防犯カメラ設置の補助金情報や特殊詐欺情報、防犯出前講座など市民が利用しやすい施策が掲載されています。

防犯カメラ設置の補助金は、自治会などカメラの管理を継続的に行える団体が支給対象です。一団体当たり、補助対象経費の2分の1(上限20万円)が補助されます。

※参考1:生活安全ポータルサイト|大津市

※参考2:防犯カメラ設置事業補助金について|大津市

 

 

大津市の土地価格相場

2025年度における、大津市の土地の公示価格の事例は以下のとおりです。

参考:地価公示の公表資料(滋賀県における概要)(P1〜2)|滋賀県

 

参照すると、前年より地価が上昇しており、大津市内の住宅地需要や不動産価値が高まりつつあることがわかります。都市部(大津駅周辺)と郊外で 地価に大きな差が見られますが、いずれもプラス変動である点が注目です。

大津市では地域によって価格差は大きいものの、全体として住環境の良さや高い都市機能が地価の安定・上昇につながっていると考えられます。

 

 

大津市で家づくりを検討するなら「だいかねの家」

大津市で家づくりを検討している方は、「だいかねの家」にご相談ください。

だいかねの家は、全棟高性能にこだわり、HEAT20 G3・断熱等級7・耐震等級3・C値0.1という国内屈指の性能を標準装備しています。夏も冬も快適で、省エネかつ安心な住まいを実現できる住まいです。

だいかねの家は、創業100年以上の実績を持ち、土地選びから資金計画、設計・施工、アフターサポートまでを一貫してトータルサポートしています。完全自由設計で、ご家族の理想の暮らしに寄り添った家をご提案しますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

本記事の要約

 

大津市はどんな街?

⚫︎大津市は滋賀県の県庁所在地で、県庁や行政機関が集積し、約34万人の人口を持つ県内最大都市
⚫︎京都市と隣接しており、古くからの歴史や自然に恵まれた風情ある街並みが大きな魅力
⚫︎琵琶湖のほとりにあり、美しい水辺の景観に恵まれた街
⚫︎比叡山・比良山系の雄大な山並みに囲まれており、自然豊かな環境

 

【交通利便性】大津市の住みやすさ・魅力

⚫︎名神高速道路や主要国道が通り、京都へ約12分、大阪へ約30分と交通利便性が高く、通勤・通学や広域移動に便利な立地が魅力
⚫︎Rと京阪電車が通り、京都へ約10分でアクセス可能
⚫︎主に近江鉄道バスと江若交通が運行し、JR大津駅から住宅街・大学・病院などへアクセス可能

 

【子育て世帯】大津市の住みやすさ・魅力

⚫︎大津市では高校生までの子どもを対象に医療費を助成。就学前は全額助成、小1〜18歳は通院月500円、入院日額1,000円と、子育て家庭に優しい制度が整っている
⚫︎妊娠期から18歳まで切れ目ない子育て支援が充実。アプリや冊子、産後ケア、地域支援など多様な制度で、家庭のニーズに寄り添った支援を行っている
⚫︎病児保育やショートステイ、トワイライトステイなど多様な支援制度を整え、子育て家庭が安心して子どもを育てられる環境を提供している
⚫︎琵琶湖や里山に恵まれた自然豊かな遊び場が多数あり、湖岸公園や文化公園、自然休養林など、子ども連れでも楽しめる癒しのスポットが充実している

 

【治安】大津市の住みやすさ・魅力

⚫︎大津市の犯罪率は20年で大幅に減少し、令和6年には約57件と3分の1以下に。地域の防犯活動の成果が表れ、県内でも治安が安定した暮らしやすい都市
⚫︎
生活安全ポータルを通じ、防犯カメラ補助や詐欺対策、防犯講座などの支援を提供。市民が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいる

 

大津市の土地価格相場

⚫︎2025年度の大津市の地価は全地点で上昇傾向にある
⚫︎中心部と郊外で価格差はあるものの、住環境や都市機能の高さが地価の安定と上昇を支えている

 

結論

大津市は、滋賀県の県庁所在地であり、交通利便性・良好な自然環境・子育て支援がバランスよく整った住みやすい都市です。京都への近接性に加え、鉄道・高速道路の利便性が高く、通勤・通学にも適しています。

子育て世帯には医療費助成や多様な支援制度があり、安心して子どもを育てられる環境が整っています。治安も落ち着いており防犯施策も充実しているため、安全な暮らしが実現できる街です。土地価格も安定しているので将来性にも期待できるでしょう。

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