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彦根市の住みやすさは?治安や子育て世帯から見る彦根市の魅力を解説
彦根市は 国宝である彦根城がそびえるなど歴史的情緒を感じられ、琵琶湖の豊かな水と自然に恵まれた美しい景観の街です。落ち着いた環境で暮らしたい人に向いています。
子育て支援が手厚く、自然災害が少ないことから子育て世帯も安心しながら暮らせるでしょう。
この記事では、彦根市の住みやすさを交通の利便性や子育て世帯、治安などの観点から解説します。彦根市でマイホームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
⚫︎彦根市の魅力
⚫︎彦根市の住みやすさ
⚫︎彦根市の土地価格相場
彦根市ってどんな街?魅力は?
琵琶湖の東岸に面した都市である彦根市は、国宝である彦根城を中心とした歴史と自然が調和した魅力的な城下町です。
ここでは、彦根市に関する以下の魅力について解説します。
⚫︎自然が豊かで四季を感じられる
⚫︎歴史的資産が多い
⚫︎自然災害が少ない
自然が豊かで四季を感じられる
彦根市は自然が豊かで四季を感じられるところが大きな魅力です。滋賀県のほぼ真ん中に位置し、西側は琵琶湖に面しており、湖の雄大な景色や夕日を楽しめます。
彦根港から竹生島まで、定期観光船を利用して40分程度で行ける竹生島へのクルーズなども人気です。
旧彦根藩主「井伊家」の大名庭園「玄宮園」は、江戸文化の贅を尽くした池泉回遊式の庭園で、四季の変化に応じた美しい景色を楽しめます。
北東には鈴鹿山脈が連なり、雨壷山、佐和山などの里山や芹川、犬上川などの清流が流れる緑と水に恵まれた環境に位置しています。
※参考1:彦根市の歴史的風致形成の背景|彦根市
※参考2:オーミマリン| 竹生島航路
歴史的資産が多い
彦根市は、多くの歴史的資産に恵まれた都市です。日本の国宝五城の1つである彦根城はきわめて保存状態のよい城跡で、市のシンボルとして多くの人が訪れます。
世界遺産暫定リストにも記載されており、世界遺産登録を目指しています。
彦根城を中心に発展した城下町には、当時の面影を残す武家屋敷や足軽組屋敷、町家などが点在しています。歴史的風致形成建造物として指定・保存されている建物も多く、散策するだけでも歴史を感じられるでしょう。
※参考:歴史的風致形成建造物|彦根市
自然災害が少ない
彦根市は近年、大規模な地震や津波が直接的に発生したことはないため、自然災害が少ない
といえます。
ただし、彦根市には琵琶湖に注ぐ愛知川、宇曽川、犬上川、芹川などの河川が流れており、これらの河川が氾濫するリスクがあるため、全くないとは言い切れません。
彦根市では自然災害に備えるため、ハザードマップを作成・公開しているので、土地を購入する際は土地のリスクをよく確認してから選ぶことが必要です。
※参考:彦根市で大切にすべき野生生物-レッドデータブックひこね-(P3)|彦根市
【交通の利便性】彦根市の住みやすさ
彦根市は都市圏へのアクセスや観光地へのアクセスに強みがあり、交通の利便性が良い都市です。ここでは、以下の交通アクセスの利便性について解説します。
⚫︎車・高速道路の利便性
⚫︎鉄道の利便性
⚫︎バスの利便性
車・高速道路の利便性
彦根市における車・高速道路の利便性は高いといえます。
彦根市には名神高速道路の彦根インターチェンジがあり、大阪・京都方面、名古屋方面へスムーズにアクセスできます。東名高速道路と接続し、東京方面への長距離移動にも便利です。
また、国道8号線や国道306号線など主要な幹線道路が市内を通っているので、滋賀県内の他の地域や、岐阜県、福井県といった隣接県へのアクセスも容易です。
※参考1:彦根までのアクセス方法|彦根市
鉄道の利便性
彦根市の鉄道は、長距離移動や主要都市圏へのアクセスで高い利便性があります。彦根市の中心であるJR彦根駅には、JR東海道本線(通称:琵琶湖線)が通っています。
新快速を利用すれば、京都駅まで約46分、大阪駅まで約1時間20分程度で直行できるので通勤・通学、ビジネス、観光に便利です。隣の米原駅までわずか1駅(約5分)なので、そこから名古屋方面へも簡単にアクセスできます。
滋賀県唯一の新幹線停車駅である米原駅まで行き、新幹線を利用すれば、名古屋まで約30分、新大阪までは約40分、東京には約2時間10分で到着します。
※参考1:沿線点描|JR西日本
※参考2:彦根までのアクセス方法|彦根市
バスの利便性
彦根市では、バスも市内の主要な拠点や観光地を結ぶ役割を担っています。主な運行会社は近江鉄道バス、湖国バスで、一部路線で彦根観光バスが運行しています。
JR彦根駅やJR南彦根駅を起点・終点として、市立病院、県立大学、商業施設(ビバシティ彦根、カインズモール彦根など)、住宅地などを結ぶ路線が運行されており、市民の日常的な移動手段として利用されています。
近江鉄道バスと湖国バスでは、2021年3月よりICOCAなど、全国相互利用が可能な交通系 IC カードが利用できるようになりました。
これにより、利用者の利便性がさらに向上しています。
※参考1:路線バス 総合路線図 時刻表(2025.4.1改定)|彦根市
※参考2:滋賀を中心に各地まで!少人数のグループ旅行から、福祉関係や修学旅行もおまかせ!|彦根観光バス
※参考3:近江鉄道バスと湖国バスで ICOCA 利用開始!|JR西日本
【子育て世帯】彦根市の住みやすさ
彦根市では子育て世帯が暮らしやすいように、以下のようなさまざまな取り組みを行っています。
⚫︎医療費助成制度
⚫︎子育て支援制度
⚫︎その他の制度や取り組み
ここでは、子育て世帯における彦根市の住みやすさについて解説します。
医療費助成制度
彦根市では、子育て世帯の医療費負担を軽減するため、滋賀県の制度を基本としつつ、市独自の助成制度を加えた医療費助成制度を実施しています。
主な医療費助成制度と、内容をまとめた表は以下です。
【子育て世帯向けの主な医療費助成制度】
※18歳到達以後最初の3月31日まで
※参考1:乳幼児の医療費助成について|彦根市
※参考2:ひとり親家庭の医療費助成について|彦根市
※参考3:子どもの医療費助成(小学生から高校生世代)について|彦根市
※参考4:ひとり親家庭の医療費助成について|彦根市
彦根市の子育て世帯向けの医療費助成制度は、子どもの医療費助成において、対象年齢の広さと完全無料化の点で、子育て世帯にとって経済的に安心できる充実した内容です。
子育て支援制度
彦根市では妊娠期から出産、子育て期まで、切れ目のない手厚い支援制度を設けています。
出産子育て応援給付金事業として妊婦のための支援給付を行い、妊娠期間中に現金5万円、出産後など、お腹にいる子ども1人につき5万円を支給します。
保育サービスや地域子育て支援センターやファミリー・サポート・センター、病児・病後児保育なども設置し、子育て世帯が安心して子どもを育てられる環境を目指しています。
※参考2:彦根市地域子育て支援センター|彦根市
※参考4:病児・病後児保育|彦根市
その他の制度や取り組み
彦根市では、保育所などを利用していない家庭の育児疲れ解消や急病などで利用できる、一時預かり事業も行っています。
市内の保育園で預かり、保育時間は保護者と相談のうえ決定するので、普段は自分で保育している人でも事情によって子どもを預けられる制度です。
乳幼児を連れた保護者が、おむつ替えや授乳に気軽に立ち寄れる施設「赤ちゃんの駅」も設置しており、市全体で子育て家庭をサポートする施策を揃えています。
※参考1:一時預かり等|彦根市
※参考2:赤ちゃんの駅|彦根市
【治安】彦根市の住みやすさ
彦根市の治安については、全国的に見れば良いほうといえます。ここでは、治安で見る彦根市の住みやすさについて、以下の観点から解説します。
⚫︎彦根市の犯罪発生率
⚫︎彦根市の安全に関する取り組み
彦根市の犯罪発生率
滋賀県警が公表したデータによると、犯罪発生率(令和4年)は下表のとおりです。
【滋賀県の犯罪発生率】
※犯罪率は人口1万人あたりの刑法犯認知件数
※参考1:毎月の犯罪発生状況(暫定値)|滋賀県警
参照すると、彦根市の犯罪発生率は55.1%で、滋賀県では高いほうから4位となりました。全国平均の47.8%と比較するとやや高い状況ですが、それほど大きく突出しているわけではありません。
彦根市の犯罪で多いのは窃盗で令和4年では認知件数が529件、凶悪犯は1件でした。窃盗は全国的にも多く、凶悪事件はかなり少ないため、総合的に見れば治安が悪いわけではないといえます。
※参考2:彦根市統計(令和5年版) 第17章 司法・警察および消防|彦根市
彦根市の安全に関する取り組み
彦根市は、安全・安心なまちづくりを市政の重要な柱の1つとして位置づけており、市民や地域団体、警察、行政が連携して安全に関する取り組みを進めています。
防犯活動の実践として防犯自治会が見守り活動を行い、警察の行う犯罪の予防活動に協力しています。
高齢者が住み慣れた地域で安心・安全に暮らすために「彦根市高齢者安心・安全ネットワーク」も設置しました。高齢者が被害者となることの多い特殊詐欺や消費者被害、交通事故などを防ぐために彦根警察署と地元の事業者が協力して高齢者を見守っています。
※参考1:参考防犯自治会の活動|彦根市
彦根市の土地価格相場
彦根市と滋賀県で人口数が多い市町村における、住宅地の平均価格(2025年度)の比較表は以下のとおりです。
【2025年度:彦根市とその他市町村の土地価格相場】
※参考1:令和7年地価公示(滋賀県) 結果概要(P9)|滋賀県
※参考2:滋賀県の人口と世帯数(令和7年2月1日現在)|滋賀県 市町別人口(令和7年2月1日現在)
参照すると、2025年度における彦根市の住宅地の平均価格は40,900円です。彦根市と同程度の人口数である東近江市と比較すると価格は高いといえます。
住宅地の平均価格は2024年度より900円上がっており、安定した土地価格を期待できます。
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彦根市の住みやすさに関するよくある質問
ここでは、彦根市の住みやすさに関するよくある質問について回答します。
⚫︎彦根市で暮らすのがおすすめの人は?
⚫︎彦根市移住支援金ってなに?
彦根市で暮らすのがおすすめの人は?
彦根市が特におすすめできるのは、以下のような人です。
⚫︎自然が好きで四季折々の風情を感じたい人
⚫︎歴史や文化に興味がある人
⚫︎手厚い子育て支援を受けたい人
彦根市は琵琶湖に面しており、雄大な湖の景色や夕日を楽しめます。夏は湖水浴やクルーズなども満喫できるでしょう。
国宝である彦根城という歴史的資産があり、城下町の風情も色濃く残っているので歴史好きな人には魅力的な街です。
0歳から高校生まで医療費が完全無料という手厚い子どもの医療費助成制度があるため、経済的に安心して子どもを育てられるでしょう。
彦根市移住支援金ってなに?
彦根市には、移住を検討している人を支援するためのさまざまな制度があります。彦根市移住支援金とは、彦根市が独自に設置している制度で、以下の補助金を提供しています。
※参考1:住宅取得費補助金|彦根市
※参考2:移住者向けローン|彦根市
※参考3:彦根市子育て・若年世帯空き家リノベーション事業の実施について
彦根市では積極的に移住者を呼び込み、定住を促進しようとしています。
本記事の要約
彦根市ってどんな街?魅力は?
⚫︎彦根市は琵琶湖に隣接しており水と自然が豊かで四季折々の景観を楽しめる
⚫︎日本の国宝五城の1つである彦根城など歴史的資産が多い
⚫︎大規模な地震や津波が直接的に発生したことはないため自然災害が少ない
【交通の利便性】彦根市の住みやすさ
⚫︎名神高速道路の彦根インターチェンジがあるため、車でのアクセスに便利
⚫︎滋賀県唯一の新幹線停車駅である米原駅が近く、新幹線を使えば遠方への移動もスムーズ
⚫︎公共バスが運行しており、市民の日常的な移動手段として利用されている
【子育て世帯】彦根市の住みやすさ
⚫︎子どもの医療費が18歳まで無料
⚫︎妊娠期から出産、子育て期まで、切れ目のない手厚い支援
⚫︎一時預かりなど、保護者が無理なく育てられる支援制度を実施
【治安】彦根市の住みやすさ
⚫︎彦根市の犯罪発生率は55.1%で、滋賀県では高い順で4位
⚫︎彦根市では凶悪事件は少なく総合的に見れば治安が悪いわけではない
⚫︎安全・安心なまちづくりを市民や地域団体、警察、行政が連携して取り組んでいる
結論
彦根市は琵琶湖の自然や国宝・彦根城といった歴史資産に恵まれた魅力あふれる街です。
新幹線の停車駅である米原駅や名神高速ICも近く、交通アクセスも良好。子どもの医療費無償化や育児支援など、子育て世帯にも優しい制度が整っています。
治安面では凶悪犯罪が少なく、地域全体で防犯意識も高いため安心して暮らせます。土地価格も安定しており、自然・利便性・行政サービスのバランスが取れた、長く住み続けやすいエリアといえるでしょう。
「だいかねの家」では、お客様の家族構成やライフスタイルにあわせた家づくりをご提案しています。定期的に見学会も開催しているので、ご自身の目で高性能、かつデザイン性の高い住宅を体験してください。
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