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地震に強い家の特徴は?構造・形状・基礎などの観点から解説

この記事では、地震に強い家の特徴について解説します。

地震に強い家の主な特徴として、土地の地盤が強いことや、耐震装置を導入していることなどが挙げられます。また、正方形や長方形などのシンプルな形状であることや、メンテナンスが行き届いていることなども重要な要素です。

地震に強い家を購入するためには、地盤の強い土地を選ぶことや、窓の数・サイズに注意することなどが挙げられます。

 

この記事では、地震に強い家の特徴について、構造・形状・基礎などの観点から解説します。耐震性の高い家の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

【この記事でわかること】

⚫︎地震に強い家とは?
⚫︎地震に強い家の主な特徴
⚫︎地震に強い家を購入するためのポイント

 

 

地震に強い家とは?

 

地震に強い家とは、耐震性・免震性・制震性に優れた家を指します。それぞれについて、詳しく解説します。

 

⚫︎耐震
⚫︎制震
⚫︎免震

 

順番に見ていきましょう。

 

耐震

耐震とは、建物そのものを強固にして地震の揺れに耐える仕組みです。

柱や梁、壁などを強化し、地震の際に建物が倒壊しないよう設計されています。日本の建築基準法でも耐震性は厳しく規定され、主に構造材の配置や耐力壁のバランスがポイントとなります。

一般的な耐震改修費用は50〜200万円程度で、新築の場合は建物全体の価格に含まれ、費用増加は約5〜10%ほどです。

 

制震

制震とは、地震の揺れを吸収し、建物全体の振動を抑える仕組みです。特に「制震ダンパー」という装置が代表的で、これが地震エネルギーを分散・軽減します。

制震ダンパーの設置費用は50〜300万円が一般的です。費用が比較的高額なため、自己資金を考慮しながら設置を検討することをおすすめします。

制震構造は、建物の倒壊を防ぐだけでなく、家具の転倒や室内被害の軽減にも効果的です。耐震構造との併用で、より安心な住まいが実現します。

 

免震

免震とは、建物の基礎部分に免震装置を設置し、地震の揺れを直接建物に伝えない仕組みです。

ゴムや滑り装置が使われ、建物自体が地面の揺れとは独立して動くよう設計されています。免震構造は高層ビルや公共施設に多く採用され、近年では一般住宅にも取り入れられるケースが増えています。

免震装置の導入費用は300〜700万円程度です。既存建物への後付けはさらに高額になるおそれがあるので、専門家に相談してみるのがおすすめです。

 

 

地震に強い家の主な特徴

 

ここからは、地震に強い家の主な特徴について解説します。

 

⚫︎土地の地盤が強い
⚫︎耐震等級を取得している
⚫︎制震・免震の装置を導入している
⚫︎強固なベタ基礎である
⚫︎十分な量の耐力壁がバランス良く配置されている
⚫︎正方形や長方形などのシンプルな形状である
⚫︎平屋である
⚫︎建物の重量が軽い
⚫︎地震に強い工法を採用している
⚫︎築年数が浅い
⚫︎メンテナンスが行き届いている
⚫︎万全な火災対策が行われている

 

それぞれ、順番に見ていきましょう。

 

土地の地盤が強い

地震に強い家を建てるためには、土地の地盤が重要です。地盤が軟弱である場合、地震時に地盤沈下や液状化現象が発生し、建物が傾くおそれがあります。

そのため、地盤調査を行い、強度を確認した上で建築する必要があります。必要に応じて地盤改良工事を行い、支持力を高めることで建物の安定性を確保しましょう。

 

耐震等級を取得している

日本の建築基準法では耐震基準が定められており、住宅性能表示制度に基づく「耐震等級」がその目安となります。

耐震等級1は最低限の基準ですが、地震に強い家を目指すなら耐震等級2(学校や病院レベル)や耐震等級3(警察署や消防署レベル)を取得するのが理想的といえます。

 

制震・免震の装置を導入している

建物の揺れを軽減するためには、制震装置や免震装置を導入するのが効果的です。

制震ダンパーを建物の構造に組み込み、揺れを吸収することで建物内部への影響を軽減可能です。特に木造住宅など、耐震と併用することで効果を発揮します。

基礎部分に免震装置を設置すると、地震の揺れ自体を建物に伝えません。地震のエネルギーを分散し、建物内部の家具や設備への影響を抑えられます。

 

強固なベタ基礎である

建物を支える基礎部分の設計は地震対策に欠かせません。

特に「ベタ基礎」は、建物全体を鉄筋コンクリートで支えるため耐震性が高く、地震時の揺れや沈下に強い特徴があります。

また、基礎が深く地盤にしっかりと固定されている場合は、地震による損傷リスクが軽減します。

 

十分な量の耐力壁がバランス良く配置されている

耐力壁は、建物が地震の横揺れに耐えるための重要な要素です。必要な量の耐力壁をバランス良く配置することで、建物全体の安定性が向上します。

不均等な配置や耐力壁の不足は、地震時の倒壊リスクを高める原因となるため、建築設計段階で十分な配慮が必要です。

 

正方形や長方形などのシンプルな形状である

L字型や複雑な形状の建物は地震時に揺れが集中しやすい一方で、正方形や長方形などシンプルな形状は揺れの影響が分散され、安全性が高い傾向にあります。

また、軒やバルコニーなどの突出部分が少ないほど、構造が安定しやすくなります。

 

平屋である

建物の重心が低いほど地震の揺れに強くなります。

平屋や2階建てなど低層建築は、地震による負荷が少なく、建物の損傷リスクが低くなります。

特に平屋は一般的に建物全体が軽く、基礎への負担も少ないため、地震に対する安全性が高いといえるでしょう。

 

建物の重量が軽い

建物が軽いほど地震の揺れによる力が小さくなるため、屋根や外壁に軽量な建材を使用することが推奨されます。

たとえば、瓦屋根ではなく金属屋根やスレート屋根を採用することで、建物全体の重量を軽減し、耐震性を高めることができます。

 

地震に強い工法を採用している

地震に強い工法を採用することも重要です。

たとえば、木造軸組工法に耐震パネルを加えた構造や、鉄骨や鉄筋コンクリートを使用したラーメン構造が挙げられます。

それぞれの工法に特徴があるため、建築計画時に地震対策が十分考慮されているか確認することが大切です。

 

築年数が浅い

築年数が浅い住宅も、地震に強いといえます。なぜなら、建築基準法はこれまでに何度も改正されており、特に1981年以降に建てられた住宅は耐震性が高くなっているからです。

さらに、2000年以降の建物では設計や構造にさらなる耐震対策が施されているため、築年数が新しいほど地震に強い傾向があります。

 

メンテナンスが行き届いている

地震に強い家でも、年月が経つと基礎や耐力壁、屋根などが劣化することがあります。

定期的に点検を行い、ひび割れや腐食、ゆるみを修繕することで耐震性を維持できます。特に基礎部分のひび割れや雨漏りの早期発見・修理が重要です。

 

万全な火災対策が行われている

地震後に火災が発生するリスクもあるため、耐火建材や防火シャッター、感知器の設置が地震対策の一環として重要です。

また、オール電化や耐震ガス栓の導入も火災リスクを軽減する有効な手段です。

 

 

地震に強い家を購入するためのポイント

 

ここでは、地震に強い家を購入するためのポイントを解説します。

 

⚫︎地盤の強い土地を選ぶ
⚫︎吹き抜けやビルトインガレージは事前に十分に検討する
⚫︎窓の数・サイズには注意する
⚫︎増改築する場合は接合部に注意する

 

上記4点について、詳しく見ていきましょう。

 

地盤の強い土地を選ぶ

建物がどんなに耐震性に優れていても、地盤が弱いと地震が起きたときに傾いたり沈んだりするおそれがあります。そのため、地盤の強い土地を選ぶことが重要です。

 

地盤が強い土地を調べる方法は、以下のとおりです。

 

⚫︎地盤調査報告書を確認し、地盤の強度を調べる
⚫︎液状化の危険が少ないエリアを調べる(埋め立て地や川沿いは注意が必要)
⚫︎過去の地震被害や地質図を参考に、安定した地盤かどうかを調べる

 

吹き抜けやビルトインガレージは事前に十分に検討する

吹き抜けやビルトインガレージはおしゃれで機能的ですが、構造的には地震に弱くなる場合があります。吹き抜けは建物の一部に空間があるため、耐力壁が不足しやすい傾向にあります。

ビルトインガレージは車の出入りのために大きな開口部が必要ですが、その分、耐力壁が少なくなるでしょう。

建築設計で地震時の負荷を適切に分散する対策が取られているか確認が重要です。設計図面や構造計算書を見せてもらい、耐震性が確保されているか専門家に相談することをおすすめします。

 

窓の数・サイズには注意する

大きな窓や多数の窓は採光や景観の点では優れていますが、耐震性には影響を及ぼすおそれがあります。

窓が多いと壁の耐久力が弱くなるため、耐力壁の配置が不十分になりやすいです。建物全体のバランスを考慮し、設計時に窓の位置やサイズを適切に配置しているか確認することが重要です。

 

増改築する場合は接合部に注意する

家を購入した後、増改築を検討する場合は、接合部の構造が地震に強いかを慎重に確認しましょう。

増築部分と既存部分の接合部は、地震時に揺れの力が集中しやすいポイントです。適切な接続方法が取られているかが重要です。

無理に大きな空間を作る増築は耐震性を低下させることがあります。増築前に耐震診断を受け、必要に応じて補強を行うことがおすすめです。

 

 

地震に強い家で安心に暮らすならだいかねの家

 

滋賀県を中心に地震に強い家を作りたい人は、だいかねの家がおすすめです。だいかねの家では、お客様のご相談に寄り添いながら、安心・安全の家づくりを提案いたします。

だいかねの家では、耐震性能に優れたSE構法を採用しています。主に、以下のような優れた性能により、地震に強い家を実現してまいりました。

滋賀県を中心に、地震に強い家を建てたいと考えている方は、だいかねの家へぜひ足をお運びください。

 

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地震に強い家に関するよくある質問

 

ここからは、地震に強い家に関するよくある質問を紹介します。

 

⚫︎地震で倒れやすい家の特徴は?
⚫︎地震に強い家にするために建築後にできる工夫は?
⚫︎地震に強い家でも地震が起きたら揺れる?

 

疑問の解消にお役立てください。

 

地震で倒れやすい家の特徴は?

耐震性が低い設計の場合や、地盤が弱い土地に建てられている家は、地震によって倒壊の危険性があります。特に、液状化が発生しやすいエリアや、地盤沈下のリスクが高い場所は建物が傾きやすくなります。

また、メンテナンスが不十分である場合も、倒れるリスクがあります。定期的なメンテナンスを心がけましょう。

 

地震に強い家にするために建築後にできる工夫は?

家の建築後に、地震に強い家を実現させるためには、耐震診断を受けることが重要です。専門家による耐震診断を実施し、マイホームの弱点を把握できます。

弱点が見つかった場合は、耐震補強工事を行うことがおすすめです。耐力壁を追加して建物全体の強度を高めることや、制震ダンパーを後付けして揺れを吸収できます。

 

地震に強い家でも地震が起きたら揺れる?

地震に強い家でも、エネルギーを完全に遮断することはできないため、揺れは生じます。耐震・免震・制震すべてに優れた構造であれば、より揺れが少なく済みます。

 

 

地震に強い特徴を持った家を購入して万が一の事態に備えよう

 

この記事では、地震に強い家の特徴について解説しました。

地震に強い家の主な特徴として、土地の地盤が強いことや、耐震装置を導入していることなどが挙げられます。また、正方形や長方形などのシンプルな形状であることや、メンテナンスが行き届いていることなども重要です。

滋賀県を中心に地震に強い家を検討している人は、だいかねの家にご相談ください。豊富な経験と技術に加え、お客様に寄り添いながらご相談を承ります。

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