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滋賀県で注文住宅を建てるには?総予算の目安や流れ
滋賀県で注文住宅を建てる際には、土地購入費や建物費用、諸費用などを含めた総予算を把握することが重要です。
予算の立て方や設計プランの進め方が、家づくりを大きく左右するでしょう。
この記事では、滋賀県で注文住宅を建てる際の総予算の目安や建築の流れなどを解説します。
滋賀県で注文住宅を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
※この記事で紹介する費用や相場は、あくまで一般的なデータにもとづく数値です
【この記事でわかること】
- 滋賀県で注文住宅を建てるなら「総予算」が重要
- 滋賀県で注文住宅を建てるときに予算オーバーを防ぐには?
- 滋賀県で注文住宅を建てる流れ
滋賀県で注文住宅を建てるなら「総予算」が重要
注文住宅を建てる際は、総予算を把握して計画を立てることが重要です。
土地代や諸費用などの様々な費用が絡むため、建物の見た目が理想でも、諸費用を見落として資金不足になるリスクがあります。
特に、滋賀県のように土地価格や建築コストがエリアによって変動する地域では、事前の予算設計が必要です。ここからは、以下の費用について詳しく解説します。
- 土地購入費用
- 建物本体工事費用
- 付帯工事費用(別途工事費用)
- 諸費用
土地購入費用
土地購入費用とは、家を建てるための敷地を取得する際に必要な費用の総称です。土地そのものの価格に加え、仲介手数料や登記費用などが含まれます。
購入費用は、総予算の中でも大きな割合を占めます。住宅金融支援機構が公表する『 2024年度集計表(土地付注文住宅) 』によると、滋賀県の土地取得費用の平均は約1,087万円で、敷地面積の平均は約247㎡でした。
また、滋賀県が公表する資料によると、滋賀県における住宅地の平均価格は全体で5万4,600円/㎡となりました。市町村によって坪単価は異なり、草津市は約54.8万円/坪、大津市は約33.9万円/坪と、人気のある都市部では土地代が高めです。
総予算を立てる際には、土地の広さだけでなく、地域ごとの地価や交通利便性なども考慮することが大切です。
※参考1: 2024年度集計表(土地付注文住宅)|住宅金融支援機構
建物本体工事費用
建物本体工事費用とは、家そのものを建築するために必要な工事費です。基礎、柱や梁などの構造から住宅設備まで、建物の本体部分にかかる費用を指します。
住宅金融支援機構が公表する『 2024年度集計表(注文住宅) 』によると、滋賀県で注文住宅を建てる場合の平均価格は約3,850万円でした。建物本体価格は総予算の大部分を占めるため、仕様や構造を決める際には費用と希望条件のバランスを考える必要があるでしょう。
また、建築費には付帯工事や諸費用が別途かかるため、総予算を把握したうえで計画を立てることが安心につながります。
信頼できるデータを参考に、金額感を押さえておくことが大切です。
付帯工事費用(別途工事費用)
付帯工事費用は、建物本体以外に必要な工事費を指します。
具体的には、以下が含まれます。
- 外構工事(駐車場や庭)
- 給排水・電気の引き込み
- 地盤改良 など
滋賀県の公的な平均額は公開されていませんが、一般的な建築費用の目安として「建物本体:付帯工事:諸費用 = 7:2:1」の割合で考えると計画が立てやすくなるでしょう。
地盤改良が必要な土地や、庭や駐車スペースを重視する場合は、この費用が高くなることもあるため、必ず見積もりを詳細に確認しておくことが重要です。
諸費用
諸費用は、土地や建物の取得に直接関係しませんが、住宅を建てる上で必要な費用です。
主に、以下のような費用が含まれます。
- 設計・監理費
- 登記費用
- ローン手数料
- 保険料
- 税金 など
諸費用の割合の目安として、一般的に建築費用の約10%を見込むと良いでしょう。たとえば、建物本体が4,000万円の場合、諸費用だけで約400万円が必要となります。
諸費用を考慮しないと、契約・建築中に資金不足になる可能性があるので注意が必要です。
※参考: 手数料・料金一覧 | 一般財団法人 滋賀県建築住宅センター
滋賀県で注文住宅を建てるときに予算オーバーを防ぐには?
注文住宅を建てるときに予算オーバーを防ぐためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 希望条件に優先順位を付ける
- シンプルな間取りや内装を意識する
- 控除や補助金制度を有効活用する
希望条件に優先順位を付ける
注文住宅では間取りや設備、内装の仕様など希望が多くなるほど費用が膨らむ傾向にあります。
滋賀県で建てる場合も例外ではなく、希望条件に優先順位を付けることが大切です。
まず、絶対に必要なもの、妥協できるものを整理し、費用がかかる部分は優先度の高い項目に絞りましょう。こうすることで、全体の予算管理がしやすくなり、後からの追加工事や仕様変更によるコスト増を防げます。
シンプルな間取りや内装を意識する
シンプルな間取りや内装を意識することも、注文住宅を建てるときに予算オーバーを防ぐことにつながります。複雑な間取りや凝った内装は、施工費用が増える原因になるでしょう。
部屋数や形状を必要最小限に抑え、動線や使いやすさを重視したシンプルな設計にすることで、建築コストを抑えられます。
また、内装材や設備も過度に装飾を施さず、標準仕様の範囲で選ぶことで費用を管理できます。
控除や補助金制度を有効活用する
注文住宅の建築費用は高額になるため、税制上の控除や自治体の補助金制度を活用することが効果的です。
滋賀県内でも新築支援事業費補助や省エネ住宅への補助などがあり、条件を満たせば数十万円単位で負担を軽減できるでしょう。
なお、補助金額や適用要件、申請期間などは制度によって異なります。募集期間が終了している場合もあるため、詳しくは公式サイトなどで確認することをおすすめします。
滋賀県で注文住宅を建てる流れ
注文住宅を建てる際の一般的な流れは、以下のとおりです。
ステップ1:土地探し・工務店選び
最初の工程は、土地探しと工務店選びです。希望するエリアの環境や利便性、地盤、周辺の建築条件などを確認しながら、予算に合った土地を比較します。
同時に、工務店やハウスメーカーの実績や施工事例、サポート体制を見て、自分たちの希望を反映しやすいパートナーを選ぶことが大切です。
土地と工務店を並行して検討することで、プランの自由度や費用の見通しが立てやすくなり、家づくりの方向性を明確にできるでしょう。
ステップ2:設計プラン・見積もりの提示
土地が決まったら、間取りやデザイン、設備仕様などを相談しながら設計プランを作成します。
生活動線や収納計画、採光などを踏まえ、理想の住まいを具体化する段階です。
同時に、建物本体だけでなく、付帯工事や諸費用を含めた見積もりが提示され、総額のイメージが明確になります。
必要に応じて複数案を比較し、優先順位に沿って調整することで、希望に合いながらも無理のない予算に近づけられるでしょう。
ステップ3:工事請負契約の締結
設計プランと見積もりに納得したら、工事請負契約を締結します。契約には、工事内容や保証範囲などが明記され、双方の合意を文書として残す重要な手続きです。
契約前には契約書の内容をしっかり確認し、不明点や不安な点は事前に質問して解消しておくことが大切です。
契約締結後は、着工に向けて行政手続きや近隣への挨拶などの準備が進められます。
ステップ4:着工
着工後は、基礎工事から上棟、外装・内装工事へと工程が進みます。
工事が進む間は、現場の進捗を定期的に確認しながら、工務店と打ち合わせを行い、図面や仕様書どおりに施工されているかをチェックしましょう。気になる点や不明点はそのままにせず、早めに相談することで後の修正やトラブルを避けやすくなります。
また、現場の安全管理や資材の整理状況、清掃の状態も確認しておくと安心です。工事の様子を把握しながら適切にコミュニケーションを取ることで、引き渡しまでの流れを落ち着いて進められるでしょう。
ステップ5:竣工・引き渡し・アフターサポート
建物が完成すると最終検査が実施され、図面どおりに仕上がっているか、設備や仕上げに不具合がないかを細かく確認します。
問題がなければ引き渡しとなり、新しい住まいでの生活が始まります。
工務店によっては定期点検や不具合への対応など、入居後のサポート体制が整っており、住み始めてからも相談しやすいでしょう。
引き渡し後は、将来的な修繕や設備の交換時期を見据えてメンテナンス計画を立てておくことをおすすめします。
そうすることで、住まいを良い状態で保ちやすく、長く快適に暮らせる住環境を維持できます。
【施工事例】滋賀県で注文住宅を建てるなら「だいかねの家」
滋賀県で注文住宅を検討するなら、地域に根ざした施工実績と暮らしやすさに配慮した提案力を持つ「だいかねの家」がおすすめです。性能面やデザイン性、家族のライフスタイルに合わせた設計力が高く、初めての家づくりでも安心してご相談いただけます。
ここでは、だいかねの家が実際に実現した施工事例をご紹介します。
- 2階リビングとバルコニーで趣味を楽しむ家
- 平屋と平屋の二階建てで世帯間をつなぐ家
- 見せ梁リビングのセンスが光る家
2階リビングとバルコニーで趣味を楽しむ家

| 敷地面積 | 195.01㎡(58.99坪) |
|---|---|
| 建築面積 | 100.00㎡(30.25坪) |
26.6帖のLDKに7.2帖のプライベートバルコニーを併設し、大空間を実現した住まいです。
室内ランドリースペースや随所の収納で家事をサポートし、間接照明で上質な空間を演出。天井付プロジェクターと防音・クッション性のある壁を備えたゴルフ練習室も設置されています。
長期優良住宅認定と耐震性の高いSE構法で、快適性と安心感を兼ね備えました。
平屋と平屋の二階建てで世帯間をつなぐ家

| 敷地面積 | 非公開 |
|---|---|
| 建築面積 | 非公開 |
平屋+平屋の二階建てで、親世帯と子世帯が快適に暮らせる二世帯住宅を実現しました。
キッチン・ランドリースペース・収納を世帯ごとに独立させつつ、互いの存在を感じられる距離感を確保しています。旧家の欄間を新居の和室に移設し、思い出を継承しました。
裏庭の桜を借景にした窓配置や施主こだわりのクロスで空間を彩り、生活の利便性と家族のつながりを両立しています。
平屋と二階建てを組み合わせ、二世帯住宅の理想的な距離感を実現しています。
見せ梁リビングのセンスが光る家

| 敷地面積 | 169.62㎡(51.31坪) |
|---|---|
| 建築面積 | 64.59㎡(19.53坪) |
見せ梁リビングやタイル張りのキッチン、室内窓などに工夫を凝らした、施主様のセンスが光る住宅です。
長期優良認定住宅で、耐震性やメンテナンス性も兼ね備えています。
20畳のLDKには可動式間仕切り壁を設置し、生活スタイルに合わせて空間を自由に変えられます。前面フルオープンのペニンシュラキッチンは明るく開放的で、調理臭や湿度対策にエコカラットを施工しました。
施主様のセンスが随所に光り、デザイン性と家族の暮らしやすさを両立した上質な住まいです。
本記事の要約
滋賀県で注文住宅を建てるなら「総予算」が重要
- ・土地代・建築費・諸費用を含めた総額を把握し、無理のない資金計画を組むことが重要。
- ・将来の支出も踏まえた返済計画を立てると、安心して家づくりを進められる。
滋賀県で注文住宅を建てるときに予算オーバーを防ぐには?
- ・優先度を明確にし、仕様や設備のグレードを調整する。
- ・追加費用になりやすい項目を把握し、事前に見積もりへ反映させる。
- ・工務店との打ち合わせを重ね、見積もりの範囲を共有する。
滋賀県で注文住宅を建てる流れ
- ・一般的な流れは予算の確認 → 土地探し → プラン作成 → 契約 → 着工 → 完成・引き渡し。
- ・各ステップで確認すべきポイントを押さえて進めることが大切。
結論
滋賀県で注文住宅を建てる際は、総予算の枠組みを早い段階で明確にし、土地代・建築費・諸費用を含めた全体像を把握することが大切です。
希望条件に優先順位を付けること、追加費用の確認を行いながら進めることなどを意識すると、無理のない資金計画が実現しやすくなります。
また、各工程での確認を丁寧に行うことは、完成後の満足度を左右する重要なポイントです。
だいかねの家なら、地域に合わせた家づくりと分かりやすい予算計画で家づくりをサポートします。お客様に寄り添いながら最適なプランをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
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