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滋賀県栗東市の住みやすさは?交通・子育て・治安から見る地域の魅力
滋賀県栗東市は、交通アクセスが良く、子育て支援が充実しているなど、さまざまな面で暮らしやすさが感じられる町です。
高速道路やJR線によるアクセスの良さに加え、医療費助成や学童保育など子育て世帯向けの制度も充実しています。さらに、防犯カメラ設置や通学路の安全対策など、安心して暮らせる取り組みも進められています。
この記事では、滋賀県栗東市の住みやすさについて、地域の特徴や交通利便性、治安などの観点から詳しく解説します。子育て世帯に役立つ情報も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
- 【滋賀県】栗東市はどんな街?主な地域情報
- 【交通利便性】栗東市の住みやすさ・魅力
- 【子育て世帯】栗東市の住みやすさ・魅力
- 【治安】栗東市の住みやすさ・魅力
- 栗東市の住みやすさランキング
【滋賀県】栗東市はどんな街?主な地域情報
滋賀県南部に位置する栗東市は、都市の利便性と自然環境が調和する暮らしやすい地域です。
大津市・草津市に隣接し、交通アクセスや商業施設の利用環境に恵まれていることから、県内でも住宅地として人気が高まっています。
ここからは、栗東市の特徴として以下の点から説明します。
- 栗東市の特徴
- 栗東市の歴史
- 栗東市の人口
栗東市の特徴
栗東市は、交通利便性の高さが大きな特徴で、名神高速道路やJRの利用により近隣都市への移動がしやすい環境です。
日常生活の利便性
市内にはスーパーやドラッグストア、ホームセンターなど日常生活に必要な店舗が多く、日々の買い物がしやすい点も魅力です。
豊かな自然と散策環境
金勝山系の緑地や公園など自然スポットが豊富で、アウトドアや散策を楽しむ環境が整備されています。
公共・文化施設の充実
また、文化施設やスポーツ施設、図書館など公共施設が充実しており、暮らしやすさを支えています。競走馬のトレーニング施設がある「馬のまち」としても知られ、都市と自然、歴史と産業が調和した地域です。
※参考:栗東市の位置・特色|栗東市
栗東市の歴史
栗東市の歴史は古く、古墳時代の遺跡や住居跡が確認されていることから、早い段階から集落が形成されていた地域です。
平安期には仏教文化や荘園制度の影響を受け、地域としての基盤が育まれました。江戸時代には東海道・中山道が通る交通の要地として栄え、物流と人の交流が活発に行われました。
近代では、1954年に周辺の村が合併して栗東町が誕生し、2001年に市制を施行して栗東市となっています。
長い歴史のなかで交通と文化が発展し、現在の豊かな地域性を形づくっています。
※参考:栗東市公式HP
栗東市の人口
栗東市の人口は約7万人で、県内でも数少ない「増加傾向にある自治体」の1つです。
令和7年時点で7万人超を維持しており、世帯数も増加しています。平成期から令和にかけて住宅地開発が進み、特に子育て世帯の転入が目立つ点が動向に反映されています。
将来推計でも人口減少幅が小さく、2045年頃の人口も約7万人を保つ見込みとされています。
交通アクセスの良さや生活利便性の高さが移住ニーズを支えており、今後も適度な規模の都市として安定した人口構造を維持することが想定されています。
※参考:栗東市公式HP
※参考:滋賀県の人口と世帯数(令和6年2月1日現在)|滋賀県ホームページ
※参考:滋賀県栗東市 – 市町村別の5歳年齢階級別人口の推移
【交通利便性】栗東市の住みやすさ・魅力
交通利便性からみる栗東市の住みやすさ・魅力を、以下の観点から説明します。
- 車・高速道路の利便性
- 鉄道の利便性
- バスの利便性
車・高速道路の利便性
栗東市には名神高速道路の栗東ICがあり、車での移動がしやすい傾向にあります。
国道1号・国道8号など主要道路へのアクセスも良く、県内外の都市へ移動する際に便利です。特に、野洲市方面につながるバイパス整備が進んでおり、開通後は移動時間の短縮が見込まれる点も注目されています。
市内には商業施設や住宅地が広がる一方で道路網の整備が進んでいるため、日常の買い物や通勤、レジャーの移動にもストレスが少ない特徴があります。車を中心に生活する人にとって利便性を実感しやすい地域です。
※参考:名神高速道路と栗東水口道路(地域高規格道路)の接続に伴い栗東湖南(りっとうこなん)料金所の運用を開始します | NEXCO 西日本 企業情報
※参考:国道8号 野洲栗東バイパス 栗東第二インターチェンジのオフランプについて ~ 名神高速道路栗東ICから国道8号へのアクセスが可能に ~ |国土交通省近畿地方整備局
鉄道の利便性
栗東市の中心駅であるJR琵琶湖線「栗東駅」は、京都駅まで約30分、大阪方面へも向かいやすい交通の拠点です。
新快速が停車する草津駅が隣駅にあり、通勤・通学での利便性が高い点も魅力です。駅周辺には商業施設や住宅地が広がり、生活圏としても利用しやすくなっています。
駅構内はエレベーターやバリアフリー設備が整備されているため、子育て世帯や高齢者も利用しやすい点が特長です。
バスの利便性
栗東市では、コミュニティバス「くりちゃんバス」が市内各地を循環し、住宅地・学校・公共施設・駅をつないでいます。
民営バスと合わせて利用できるため、車を持たない人でも移動しやすい環境です。
運行系統は生活動線を意識して設定されており、地域住民が日常的に利用しやすい点が魅力です。また、高齢者向けの移動支援やバスロケーションシステムの導入により、運行状況を確認できるなど利便性向上の取り組みも進んでいます。
一方、一部路線では混雑や運行本数の課題もありますが、公共交通計画のもと改善が進められています。
※参考:議会説明会資料|栗東市
【子育て世帯】栗東市の住みやすさ・魅力
ここからは、子育て世帯から見る栗東市の住みやすさ・魅力として以下を解説します。
- 医療費助成制度
- 子育て支援制度
- その他の制度や取り組み
医療費助成制度
栗東市では、中学生までの子どもを対象に医療費の自己負担分を助成する制度があります。1診療報酬明細書当たり500円までとなるほか、調剤薬局での自己負担はありません。
また、入院費については保険適用の自己負担分が助成されます。上限は1日1,000円、月額1万4,000円です。
子どもが体調を崩した際も費用面の心配が軽減され、家庭にとって安心材料となっています。子育て世帯にとって心強い支援です。
※参考:子ども医療費助成制度|栗東市
※参考:子ども入院医療費助成制度|栗東市
子育て支援制度
栗東市では「子ども・子育て支援新制度」を導入し、学童保育所や地域子育て支援センター、児童館などが活用できます。
児童手当の支給はもちろん、ひとり親家庭への補助や相談窓口などもあり、幅広い家庭状況をサポートしています。
ひとり親家庭には、以下のような自立支援につながる仕組みも用意されており、子育てと家事・仕事を両立しやすい環境です。
- 就学援助費
- 貸付金制度
- 養育費取り決め支援 など
市全体として、子育てと働き方・生活の両立を後押しする体制が整っています。
※参考:子ども・子育て支援新制度|栗東市
その他の制度や取り組み
栗東市は、出産前後の支援も充実しています。妊婦健診の補助(受診票)により、基本検査や超音波検査などの費用が軽減されます。
産後2週間・1ヶ月の産婦健康診査が1回あたり5,000円まで助成され、産後の心身ケアもしやすい環境です。
さらに、1歳未満の乳児家庭には紙おむつ・おしりふきの購入に使える「赤ちゃんおむつ費用助成券」(1万円分)が支給されます。
市の子育てアプリ「くりなび」や「子育て支援ガイド」も利用でき、必要な情報にアクセスしやすい点も魅力といえます。
※参考:産婦健康診査について|栗東市
【治安】栗東市の住みやすさ・魅力
ここからは、治安から見る栗東市の住みやすさ・魅力として以下を解説します。
- 栗東市の犯罪発生率
- 栗東市の安全に関する取り組み
栗東市の犯罪発生率
栗東市の犯罪率(人口1万人あたりの刑法犯認知件数)は、令和5年4月末のデータで 約39.7件 と報告されています。
また、令和7年2月末時点での年間認知件数は 35件(前年比 +16.7%)と、県内全体の統計でも突出して高いわけではありません。
市では滋賀県警の「犯罪発生マップ」を活用し、防犯情報の可視化を進めており、地域住民が自ら治安状況をチェックできる仕組みが整っています。
※参考:(公社)滋賀県防犯協会
※参考:滋賀県警察犯罪発生マップ|栗東市
栗東市の安全に関する取り組み
栗東市では、防犯カメラ設置に対する自治会などへの補助金制度を設けています。公共空間や、通学路などでのカメラ設置を促進しています。
また、「防犯のまちづくり審議会」を定期的に開催し、地域の防犯重点エリアや防犯灯・カメラ設置の方針を議論しています。 学校や公園、通学路へのカメラ設置も検討されており、市として子どもたちが安全に過ごせる環境づくりが課題です。
さらに、防犯意識を高めるための情報発信も積極的で、市の防犯ページには県警のマップや自主防犯活動のリンクがまとめられています。
※参考:【会議結果の公表】令和6年度第1回栗東市防犯のまちづくり審議会|栗東市
※参考:防犯関係リンク集|栗東市
栗東市の住みやすさランキング
栗東市は、東洋経済オンラインが公表する『住みよさランキング2025(エリア別編・近畿版)』において、15位に選ばれています。
| 総合順位 | 地域(自治体名) | 安心度順位 | 利便度順位 | 快適度順位 | 裕福度順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 13位 | 西宮市 | 71位 | 48位 | 12位 | 5位 |
| 14位 | 京都市 | 100位 | 5位 | 77位 | 3位 |
| 15位 | 栗東市 | 35位 | 33位 | 82位 | 9位 |
| 16位 | 泉佐野市 | 106位 | 4位 | 15位 | 27位 |
| 17位 | 赤穂市 | 77位 | 42位 | 2位 | 50位 |
栗東市は15位にランクインし、県内外から高い評価を得ていることがわかります。
指標は「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の4つで構成され、栗東市は生活利便性の高さや治安の安定、財政面のバランスが評価されています。
周辺の草津市が上位に位置することもあり、地域全体として暮らしやすい環境が形成されている点も特徴です。
日常生活で利用する商業施設や公共施設が充実しているほか、交通アクセスの良さも住みよさにつながっています。
※参考:「住みよさランキング2025」エリア別編・近畿版トップ50!|東洋経済オンライン
栗東市で家づくりを検討するなら「だいかねの家」
栗東市で注文住宅を検討するなら、だいかねの家にお任せください。創業100年を超える地域密着の工務店で、滋賀県の気候・風土を熟知した確かな技術と実績があります。
だいかねの家は高性能住宅にこだわっており、断熱性・気密性に優れたモデル「AIR-TA」などを展開。 耐震性の高いSE構法も採用し、構造計算に基づいた設計で安全性も重視しています。
加えて、年間建築数を限定(20棟)することで、一人ひとりに対する丁寧な対応とクオリティ維持を実現してきました。
アフターメンテナンスも充実し、引き渡し後10年にわたる訪問チェックなど長期的なフォローも提供されます。
栗東市周辺で信頼できる工務店をお探しの方は、だいかねの家にぜひご相談ください。
本記事の要約
【滋賀県】栗東市はどんな街?主な地域情報
- 滋賀県南西部に位置し、大津市・草津市に隣接。
- JR草津線・東海道新幹線が通り、名古屋・大阪方面へのアクセス良好。
- 商業施設や公共施設が充実し、子育て世帯や単身世帯も暮らしやすい。
- 長い歴史のなかで交通と文化が発展している。
- 人口は約7万人で、比較的安定して推移している。
【交通利便性】栗東市の住みやすさ・魅力
- 車・高速道路:名神高速・新名神高速のICが利用可能で、通勤・遠出に便利。
- 鉄道:JR草津線が通り、草津・大津・京都方面へのアクセスが容易。
- バス:コミュニティバスや路線バスが運行、通勤・通学にも対応。
【子育て世帯】栗東市の住みやすさ・魅力
- 医療費助成制度:中学生までの通院・入院費用を軽減。
- 子育て支援制度:学童保育、地域子育て支援センター、児童館、児童手当、ひとり親家庭支援など。
- その他制度:妊婦健診補助、産後健康診査助成、赤ちゃんおむつ費用助成券、子育てアプリ・ガイドブックで情報を提供している。
【治安】栗東市の住みやすさ・魅力
- 犯罪発生率は県内でも低めで、比較的安心して暮らせる環境である。
- 防犯カメラ設置補助や防犯灯の整備、通学路の安全対策など地域連携の取り組みが進む。
- 防犯情報の可視化や「防犯のまちづくり審議会」の開催で、住民が安全意識を高めやすい。
栗東市の住みやすさランキング
- 栗東市は、東洋経済「住みよさランキング2025」近畿版で15位にランクイン。
- 生活利便性・治安・財政面で評価され、日常生活で利用できる商業・公共施設や交通アクセスの良さが住みやすさに寄与している。
結論
栗東市は、交通利便性・治安・子育て支援のバランスが整った暮らしやすい街です。
公共施設や商業施設の充実、安心して子育てできる制度、交通の利便性など、家族世帯や単身世帯を問わず生活しやすさを実感できます。
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